みずほFGの第2四半期決算、株式等関係損益を除いた本業は堅調

2012年11月15日 11:00

 みずほFG <8411> が14日、平成25年3月期第2四半期決算を発表。累計期間の連結経常収益は前年同期比7.6%増の1兆4478億2100万円、経常利益は同11.4%増の2857億4700万円、中間純利益同27.6%減の1842億7600万円となった。

 連結業務利益は、みずほ銀行・みずほコーポレート銀行・みずほ信託銀行の3行の合計で、前年同期比878億円増加した一方、3行合算での経費は同160億円減少している。

 連結中間純利益については、前年同期比703億円減少となっているものの、グループ会社の完全子会社化による影響774億円という特殊要因を控除すれば、70億円の増加となっている。また、連結株式等関係損益が、株価下落に伴って一部銘柄の償却実施などにより前年同期比1669億円減少し、2275億円のマイナスとなっている。しかし、連結業務利益は増益、連結与信関係費用に戻り益を計上しており、株式等関係損益を除いた本業は堅調に推移している。

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