【銘柄フラッシュ】大同メタルやウェッジHLDが急伸し梅の花は乱調子
2012年11月14日 16:18
14日後場は、ユーロ圏のGDP発表などを控え、個別物色の色彩が強まり、日本信号 <6741> が昨日の決算発表を好感し13.2%高の急反発で戻り高値。
大林組 <1802> は12日発表の決算には反応が薄かったものの、本日はゼネコン大手の決算出そろうとの一部報道を受けて見直され、出直りを強めて4.8%高。14時前に9月決算を発表したウェッジホールディングス <2388> (JQG)は急伸し16.6%ストップ高。一方、経営統合を発表した日立金属 <5486> と日立電線 <5812> はともに下げ、日立金属は一時ストップ安のあと10.1%安。日立電線は急反落の11.8%安。
梅の花 <7604> (東2)は13時過ぎに9月決算と単元株採用に伴う株式分割を発表し急動意となり、14時前にはエイチ・ツー・オー リテイリング <8242> への第三者割り当ても発表したため再騰したものの、大引けにかけては伸びきれず乱調子。疲れの残る相場になり0.9%高。
上場3日目のありがとうサービス <3177> (JQS)は連日高値を更新し4.9%高。新規上場が明日のキャリアリンク <6070> (東マ)を含めて11月は3銘柄あり、12月は7銘柄が控えるため、露払いを兼ねて前人気を高める陽動相場との見方も。
東証1部の値上がり率1位は前引けに続きアイフル <8515> となり昨日発表の四半期決算に意外感ありとされて30.0%高、2位には株価ひとケタのランド <8918> が入り16.7%高、3位は日本信号 <6741> の13.2%高、4位には大同メタル工業 <7245> の8.9%高が入り13時の決算発表では今3月期の予想を下方修正したものの想定内との見方あり急反発となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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