千葉銀行の第2四半期決算、純利益6.1%減も通期予想は据え置き
2012年11月13日 11:00
千葉銀行 <8331> が12日、平成25年3月期の第2四半期連結決算を発表。連結での経常収益は前年同期比6.2%減の1107億4800万円、経常利益は同2.0%減の367億3400万円、中間純利益は同6.1%減で220億2300万円とのこと。通期での業績予想は据え置いた。
預金は、個人預金が増加した一方で、公共預金が減少。結果、中間期末残高は前年度末比で287億円減少し、9兆3094億円となっている。また、有価証券の中間期末残高は同381億円減少の2兆683億円となった一方、貸出金は、同2235億円増加の7兆7784億円となった。中でも、単体での事業者向け貸し出しが前期末比で1029億円増加、住宅ローンも同505億円増加している。自己資本比率は前期末比0.05%増の14.40%で、業績予想に対する当期純利益ベースでの進捗率は52.4%と順調なようである。さらに、不良債権比率は2.16%と低い水準を維持しており、引当金を含む保全率は全体で71.8%、危険債権で75.0%とのこと。
なお、単体絵の経常利益は前年同期比21億円減の336億円、中間純利益は同22億円減の207億円であり、自己資本比率は前期末比0.23%増の13.86%、業績予想に対する進捗率は51.8%となっている。