トヨタ、駐車場内での衝突事故被害軽減に寄与する技術を開発

2012年11月12日 18:00

 トヨタ自動車は12日、モビリティ社会の究極の願いである「交通死傷者ゼロ」に貢献する安全への取り組みの一環として、クリアランスソナーによって障害物を認識した場合、急発進による衝突時の被害軽減に寄与する「インテリジェント クリアランス ソナー(Intelligent Clearance Sonar)」を開発したと発表した。あわせて、万一の通常とは異なるシフト操作時に、急発進の抑制や衝突時の被害軽減に寄与する「ドライブ スタート コントロール(Drive-Start Control)」を開発し、今後発表する新型車に採用していく。

 近年、ペダル踏み間違い事故は年間7,000件程度で推移しており、特に駐車場内などで発生しているという。トヨタは様々な運転操作にも配慮し、万一アクセルペダルやシフト操作を誤って急発進した場合でもさらなる安心を提供する。

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