【銘柄フラッシュ】ランドビジネスが急伸し選挙関連の福田組やムサシも急動意
2012年11月12日 12:23
12日前場は、衆議院の「解散」観測が広がった上、円相場はユーロ圏財務相会合などを前に強含んだため、好決算銘柄や材料株物色が中心。
第2四半期好調のスズキ <7269> が急反発の4.8%高となり、福田組 <1899> は政治銘柄のイメージ強く、10時30分頃に小沢一郎氏が2審も無罪と伝えられたため急動意の3.3%で戻り高値。選挙機材のムサシ <7521> (JQS)は大幅続伸となり3.6%高で高値を更新。出来高1位はマツダ <7261> の2.9%高となりメキシコ生産の拡大を材料に出直り拡大。
本日、新規上場となったありがとうサービス <3177> (JQS)は好スタートとなり、公開価格1170円に対し1302円で初値をつけた後1599円まで下げ、前引けも1521円。「ブックオフ」や「モスバーガー」などをフランチャイズ展開し、今期予想1株利益は289円05銭を見込む。
東証1部の値上がり率1位はランドビジネス <8944> の26.1%ストップ高となり9日発表の前9月期決算を好感、2位はひらまつ <2764> の14.4%高となり前9月期決算と自社株買いを好感し高値更新、3位は第一精工 <6640> の14.1%高となり第3四半期決算を好感して戻り高値、横浜銀行 <8332> も自社株買いと四半期決算を好感して戻り高値に顔合わせの5.3%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【株式評論家の視点】7?9月GDP発表、景気・企業業績睨みから人気株前面に(2012/11/10)
・【相場熟者が答える投資相談】リプセンスは持続し様子見、最年少社長に期待、業績好調で(2012/11/10)
・【相場熟者が答える投資相談】三越伊勢丹は戻り売り、激戦の大阪駅周辺、収益見通し厳しい(2012/11/10)
・【注目のリリース】うかい:業績予想は減額するが配当・優待重視の安定投資に好適(2012/11/10)