2ちゃんねるまとめサイト、ひろゆき氏に迫られて「悪質な広告」の掲載を謝罪

2012年11月11日 08:06

あるAnonymous Coward 曰く、 複数の2ちゃんねるまとめサイトが、自サイトに「まとめを装った広告」を掲載していたとして謝罪エントリを公開している。ITmediaねとらぼがさっそくまとめているが、経緯としては2ちゃんねるの創始者(で現在はただの一般人のはず)のひろゆき氏が、「まとめを装った広告」を掲載していたサイトに対し説明を求めたのが発端。ひろゆき氏は回答次第では2ちゃんねるからの転載禁止を言い渡すことを主張、各サイトがそれに応えたものとなっている。

 説明文を掲載しているサイトによると、これらの広告は広告代理店からの提案で実現しており、広告出稿元の出会い系サイトなどへ誘導、誘導されたユーザーが会員登録を行うと報酬が発生する成果報酬型だという。報酬は1件あたり1200円〜1500円程度で、たとえば「暇人\(^o^)/速報」というサイトでは合計35万7,000円、「妹はvipper」というサイトでは合計18万9,000円の収入があったという。

 また、2ちゃんねるまとめサイトだけでなく、この広告を仲介した代理店の1つであるステイフリーも「弊社お取り扱い2chまとめサイト向け広告に関するお詫び」を掲載。そのほか2ちゃんねるまとめブログを多数ホスティングしているliverdoor blogも、これを受けて「広告と判別しづらい手法での出会い系サイト誘導を禁止します」との発表を行っている。

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