【注目のリリース】元旦ビューティ工業が前倒し計上で業績予想を大幅増額
2012年11月7日 17:19
■「両面発電ソーラー」や節電屋根などに注目
金属屋根工事の元旦ビューティ工業 <5935> (JQS)は7日の夕方、第2四半期の業績予想を大幅な赤字縮小方向に増額修正し、営業利益は1.6億円の赤字予想から900万円の赤字見込みに、純利益も2.05億円の赤字予想から7500万円の赤字見込みに見直した。当初は第3四半期以降で売り上げに立つ予定の物件が第2四半期で計上できたことが主要因。決算発表は11月12日頃の予定。通期の予想は据え置くとしたものの、決算発表で上乗せすることもあり、注目される可能性が強まった。
同社は、日本で最初に屋根一体型ソーラー発電を開発し、裏面に反射光を利用する「両面発電ソーラー」などで注目されている。また、昼間の照明が不要な工場用の屋根も節電対策で話題を集めた。
株式は特定株比率が7割を超え、売買の成立しない日が少なくないため、機動的な売り買いには適さない状況。このため、せっかくの好業績でも買い手が敬遠し、株価が低く放置されている面がある。ただ、5月の305円を安値に上昇基調となり、10月には405円の戻り高値。最近は350円台。太陽光発電に対する政策支援によって事業環境は良好だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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