ディスカバリーチャンネル、ボーイング727を実際に墜落させる大がかりな実験を行う
2012年11月6日 13:01
あるAnonymous Coward 曰く、 ディスカバリーチャンネルが小型ジェット旅客機「ボーイング727」をメキシコのソノラ砂漠に墜落させるという実験をテレビ史上初めて行っている(マイナビニュース)。すでに海外では放送されており、日本でも本日放送される(ディスカバリーチャンネル)。
これまでは事故後のデータしかなかったために、推測しかできなかった墜落のメカニズムを解明、航空機の安全性を高めることを目的としているという。この実験では、正確なデータを得るために32カ所のセンサーが付いた1体約120万円のダミー人形や大量のカメラを機内に載せ、実際にボーイング727を墜落させている。
実験の結果、死亡する確率が最も高い座席は機首部分(パイロットルームと前から7列目まで)で、生き残る可能性がある座席は最後列から5列目まで。緊急着陸時の姿勢としてはいずれも怪我は免れないものの、現在、世界の航空会社が推奨している「頭を守り衝撃に備える姿勢」が最も効果的と判断されたとのこと。
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