ニコン、デジタル一眼レフ「D5200」を発売 バリアングル液晶モニターを搭載
2012年11月6日 17:38
ニコンイメージングジャパンは6日、有効画素数2410万画素の新開発ニコンDXフォーマットCMOSセンサーと、フラッグシップ機「D4」と同等の画像処理エンジン「EXPEED 3」を採用し、本格的な撮影を可能にする高い基本性能を小型・軽量ボディーに凝縮したデジタル一眼レフカメラ「D5200」を12月に発売すると発表した。
「D5200」は、ハイアングルやローアングル、自分撮りなど自在なアングルでの撮影が可能な横開き方式バリアングル液晶モニターを搭載したエントリーモデル。高感度撮影でも低ノイズで、高画質と高精細な画像を提供する有効画素数2410万画素の新開発ニコンDXフォーマットCMOSセンサー、上位機種(「D4」「D800/800E」「D600」)と同等の画像処理エンジン「EXPEED 3」を搭載している。
撮像感度域はISO 100~6400までと幅広く、最大ISO 25600相当(Hi2)までの増感設定が可能。また、クラス最高レベルの39点のフォーカスポイントにより、動きの速い被写体も的確に捕捉・追尾する。上位機種でも採用されている2016分割RGBセンサーによるシーン認識システムは、撮影シーンの輝度や色情報などをより高い精度で分析し、オートフォーカス、自動露出、i-TTL 調光、オートホワイトバランスの制御の向上を実現している。
動画撮影機能「Dムービー」は、1920×1080:60iのフルHDに対応しており、鮮鋭感の高いHD動画の撮影が可能。
また、撮影時にカメラ本体でさまざまな演出効果を選択、リアルタイムで設定できる「スペシャルエフェクトモード」により、バリアングル液晶モニターを使った自由なアングルと多彩な表現効果の組み合わせで、静止画、動画両方で表現の幅が大きく拡がる。
さらに、ワイヤレスモバイルアダプター「WU-1a」(別売)、新発売のワイヤレスリモートコントローラー「WR-R10」「WR-T10」(いずれも別売)にも対応し、スマートデバイスとの連携や、リモート操作を可能にすることで「D5200」の利便性がさらに高まる。