【銘柄フラッシュ】システムソフトや日本通信が急伸しクリナップも増額を好感
2012年11月6日 16:37
６日後場は、円高基調の中で好業績株や材料株の物色が活発。ソニー <6758> などは引き続き軟調だった半面、１３時の決算発表で業績予想を増額修正したクリナップ <7955> が急伸し７．５％高。同じく１４時の発表で業績・配当予想を増額した極東開発工業 <7226> も急伸し戻り高値の４．２％高。１４時の発表で自社株買いを発表したケーズホールディングス <8282> も急反応となり戻り高値の３．５％高。
材料株物色も活発で、大手銀行のネットバンキング不正送金を材料にシステムソフト <7527> （ＪＱＳ）が３５．４％高となり連日高値。日本通信 <9424> （ＪＱＳ）はソフトバンク <9984> によるイー・アクセス <9427> 子会社化を連想材料に戻り高値の１９．０％高。鈴茂器工 <6405> （ＪＱＳ）は吉野家ホールディングス <9861> による自動ご飯盛りつけ機の導入を材料に７．５％高となり高値更新。
東証１部の値上がり率１位はソフトブレーン <4779> の１７．４％ストップ高となり携帯機器の販促好調などがいわれて前場の２位から再度上げ後場はストップ高気配のまま推移。２位にはランド <8918> の１４．３％高が入り株価ひとケタのため「率」は大、３位には日本カーボン <5302> の１３．５％高が入りカーボンナノチューブに期待とされて戻り高値の１３．５％高。
中部電力 <9502> は７．６％となり料金値上げの期待とされて電力株が値上がり率６位から１５位に５銘柄。新明和工業 <7224> は１０月末に四半期決算を発表済みだが同業の極東開発工業が本日の決算発表で増配を発表したため連想が波及し５．２％高で高値更新となった。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）
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