楽天、千葉県市川市に新物流拠点を開設 2014年初旬

2012年11月6日 16:32

 楽天は6日、物流サービスの機能強化と規模拡大を目的として、2014年初旬を目処に、千葉県市川市に新たな物流拠点RFC(楽天フルフィルメントセンター)を開設すると発表した。

 新RFCは、物流施設プロバイダーのGLプロパティーズと三井不動産が共同開発中の大型マルチテナント型物流施設「(仮称)市川塩浜プロジェクト」に設けられる。

 延べ床面積は約1.3万坪(約4.2万m2)で、インターネットショッピングモール「楽天市場」をはじめとしたEコマース事業において、東日本をカバーする物流の戦略的拠点として運営していく。

 また、楽天が子会社化を予定しているフランスの大手物流事業者Alpha Direct Servicesがもつ業界最高レベルの技術、ノウハウの導入を検討しており、Eコマースビジネスの物流に関する全工程を最適化し、楽天市場の出店店舗に対する総合フルフィルメントサービス「楽天スーパーロジスティクス」のサービス品質も向上させる。

 楽天は、2010年に初めて市川市にRFCを開設し、2013年には新たに兵庫県川西市にも物流拠点を開設する予定。今後も拠点の拡充とともに、高いレベルの技術とノウハウを活用した高品質な物流サービスの構築を目指す。

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