大手町のりそな・マルハビル、「だるま落とし」のような方法で解体中
2012年11月2日 18:20
あるAnonymous Cowardのタレコミによると、現在解体が進められている大手町のりそな・マルハビルは「鹿島カットアンドダウン工法」で解体されているらしい(Searchina)。
「鹿島カットアンドダウン工法」というのは、建物の地上部分の柱をジャッキに置き換え、地上部分の解体が完了したらジャッキを一斉に収縮させて上層階を地上近くに降ろす、という作業を繰り返すことでビルの解体を行う方法(かがくナビ)。解体作業は常に地上近くで行われるため廃材の落下や粉じんの飛散、騒音・振動などを押さえられ、安全性も高いというのが特徴。この工法自体は2008年に開発されていたが、高さ108メートル、24階建てという超高層ビルに適用するのは初めてのようだ(プレスリリース)。
スラッシュドットのコメントを読む | テクノロジー
関連ストーリー:
秋葉原ラジオ会館、いよいよ取り壊しへ 2011年08月16日