三井物産、米テキサス州シェールオイル開発生産プロジェクトの追加開発を決定

2012年11月2日 18:38

 三井物産は2日、100%子会社のMitsui E&P Texas LPが一部権益を保有する米テキサス州のイーグルフォード・シェール・エリアにおけるシェールオイル/ガス開発生産プロジェクトについて、追加開発を行うことを決定したと発表した。

 事業参画契約締結時の想定プロジェクトでは、ピーク時生産量は原油換算で日量約2万バレル、開発総費用は約12億ドル(約960億円)としていたが、今回の追加開発決定により、ピーク時生産量は原油換算で日量約2万4千~3万バレル、開発総費用は18億ドル(約1,440億円)超となる。生産期間は約30年間。

 同プロジェクトは、上流開発が当初想定よりも順調に進捗していることから、今後10年程度にわたり掘削する井戸数を増加させる見通し。また、上流開発規模拡大に合わせて中・下流の集荷・処理設備等の拡張を行う。これにより、ピーク時の生産量増加と共に生産量ピーク期間の拡大によるプロジェクトライフでの総生産量(可採埋蔵量)の最大化を図る。なお、開発資金は掘削計画、設備拡張時期に合わせ、その都度支出していくことになる。

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