【銘柄フラッシュ】新電元工業が急伸し日本ハムも強くアステラス製薬は高値
2012年11月1日 16:39
11月1日後場は、昼過ぎに第2四半期決算を発表した旭化成 <3407> が堅調相場に転換して1.0%高、13時に発表した三井化学 <4183> は一段堅調になって1.8%高、続いて発表した東ソー <4042> は3.9%高、三菱ケミカルホールディングス <4188> は1.9%高のため、全体に買い安心感。
自社株買いも一緒に発表したアステラス製薬 <4503> は高値を更新し4.4%高。昨日は業績予想の減額でも強かった資生堂 <4911> は2日続伸の1.3%高。一方、昨日大幅減額のパナソニック <6752> は19.5%ストップ安となったものの、途中、何度も持ち直す場面があり売買代金、出来高とも1位。
家電株を避ける資金が材料株にシフトする動きがあったようで、パピレス <3641> (JQS)は電子書籍市場の拡大を材料に13.6%高で連日高値。不動産データサービスのジアース <8922> (東マ)は日銀の追加緩和や企業融資拡充策を好感し18.5%で連日高値。
東証1部の値上がり率1位は前場に続きKIMOTO <7908> となり昨日発表の四半期決算を好感し終値も18.8%ストップ高、2位には新電元工業 <6844> の16.2%高が入り昨日の増額修正発表を好感し戻り高値、3位は福島工業 <6420> の15.5%高となり四半期決算を好感し大幅に高値を更新、4位は日本ハム <2282> の12.5%高となり四半期決算と自社株買いを好感しプロ野球の「コナミ日本シリーズ」善戦も投資家を太っ腹にさせた模様。
GCAサヴィアングループ <2174> は一昨日の決算発表を受けて大和証券の投資判断引き上げが伝えられ大幅続伸12.1%高で高値を更新、トプコン <7732> は昨日発表の四半期決算で業績予想を減額したものの織り込み済みとされて11.4%高と出直りを強め戻り高値となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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