【銘柄フラッシュ】カイオム・バイオや伊藤忠テクノが急伸し川崎汽船も3ケタ回復

2012年10月31日 16:23

  31日後場は、円相場が引き続き対ユーロで103円台の円安基調。中国株も特段、変調は伝えられないため、川崎汽船 <9107> が終値で6日ぶりに100円台を回復して4.1%高など、中国関連の海運、鉄鋼、建機株の上げも目立ち、一昨日、業績予想を減額修正したホンダ <7267> は一時2400円を回復して反発し2.4%高。売買代金1位はソフトバンク <9984> となり反発の0.8%高。

  「iPS細胞」「再生医療」関連株も再動意となり、タカラバイオ <4974> (東マ)は朝、新薬の治験拡大を発表したことを好感し、東証マザーズの出来高、売買代金トップのまま9.3%高。カイオム・バイオサイエンス <4583> (東マ)は20.2%ストップ高で高値を更新し、コスモ・バイオ <3386> (JQS)も10.8%高。

  東証1部の値上がり率1位は前引けに続きモリテックス <7714> の80.5%ストップ高となりコスメティック業界のカウンセリング機器向けアンドロイド端末対応ソフトなどが材料視されて再騰、2位は富士機工 <7260> の25.3%ストップ高となり13時の第2四半期決算を好感して急伸、3位は松井建設 <1810> の9.5%高となり社寺仏閣の耐震化がいわれて急反発、4位はジェコス <9991> の8.8%高となり一昨日の好決算を見直すとされて急反発。

  伊藤忠テクノソリューションズ <4739> は昨日発表の四半期決算を好感して8.8%高、東京精密 <7729> は昨日発表の業績予想の増額を好感し8.3%高で戻り高値、テイ・エス テック <7313> は昨日発表の四半期決算を好感し戻り高値の7.6%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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