楽天銀行、ネット初の宝くじ試行販売を開始 2014年1月から

2012年10月30日 12:31

 楽天銀行は29日、全国自治宝くじ事務協議会より、インターネット上で販売する「ナンバーズ3(スリー)」「ナンバーズ4(フォー)」の売りさばき・当せん金の支払いを行うことができる販売事業者3者のうちの1者に選定されたと発表した。2014年1月から日本で初めてインターネットによる宝くじの試行販売を開始する。

 「ナンバーズ3」「ナンバーズ4」は、購入者が自分で数字を選ぶことが出来る「数字選択式宝くじ」。3ケタの数字を申し込む「ナンバーズ3」と4ケタの数字を申し込む「ナンバーズ4」があり、いずれも価格は1口200円で日本全国の宝くじ売り場で販売されている。

 従来まで日本全国の宝くじ売り場で宝くじを扱っており、インターネットを通じて宝くじを販売することは今回が初めてとなる。

 全国自治宝くじ事務協議会が宝くじ購入者の利便性の向上を目的に販路を拡大することを決定した。同協議会内に設置されたインターネット販売事業者選定委員会による、インターネットの販売の安全かつ確実な実施、宝くじ購入者の利便性の向上、新規顧客の獲得による売上増加などの観点から審査をした結果、楽天銀行が「ナンバーズ3」「ナンバーズ4」の販売事業者の1者に選定された。

 楽天銀行は、国内最大の410万口座数を保有するインターネット専業銀行。24時間いつでもパソコンや携帯電話・スマートフォンからアクセスでき、安全で利便性の高い決済サービスを提供している。すでに販売提供しているスポーツ振興くじは100万人を超える会員に利用されている。

 今後、楽天銀行は、2014年1月に開始される「ナンバーズ3」「ナンバーズ4」の試行販売に向けて楽天グループのシナジーを最大限に活用した効果的なマーケティング体制を構築し、楽天会員約7,800万人に効率的なくじの購入方法を提供する。

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