フォルクスワーゲンの小型車「up!」、発売3週間で累計受注3000台を突破

2012年10月25日 17:52

 フォルクスワーゲングループジャパンは24日、10月1日から全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで販売を開始したフォルクスワーゲンで最もコンパクトなサイズとなる新しいスモールカー「up!(アップ!)」の累計受注台数が、10月21日時点で3,000台を突破したと発表した。

 10月1日から販売が開始された「up!」は全長3,545mm×全幅1,650mmで、外観サイズはポロより全長マイナス450mm、全幅マイナス35mmとコンパクトながら、タイヤをボディの四隅に配置し、エンジンのレイアウトを工夫するなど居住空間を最大化し、かつてのオリジナルビートル同様に大人4人と小旅行の荷物を搭載するラゲージスペースを確保した。最小のフォルクスワーゲンながら、高い安全性と品質、優れた静粛性はクラス水準を大きく超え、時代が求めるダウンサイジングトレンドにマッチした新しいスモールカーとなっている。

 販売開始直後より、フォルクスワーゲンならではの洗練されたデザインと高品質に加え、このクラスの車としては初の全車標準装備となったシティエマージェンシーブレーキ(低速域追突回避・軽減ブレーキ)などによる高い安全性の実現、エントリーグレードは149万円からという輸入車としては手の届きやすく、国産軽自動車の上級モデルやハイブリッドスモールカー等とも競合しうる戦略的な価格設定により、多くの顧客から高い注目を浴びた。

 10月6日~8日に行われたデビューフェアに来場した顧客の数は前年同時期に行われたフェアの2倍以上となった。また、デビューフェアに来場した顧客の内、約70%が新規の顧客であり、国産車で来場した顧客は全体の約80%に達した。

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