日本ミシュランタイヤが日本初の自転車ブランドを展開

2012年10月25日 11:10

 日本ミシュランタイヤは24日、ミシュラン・ライフスタイルから日本初となる自転車を、株式会社日直商会から「Velo MICHELIN(ヴェロ・ミシュラン)」ブランドとして展開すると発表した。その第一弾としてシティサイクル「Paris-Brest(パリ・ブレスト)」を、ミシュラン・ライフスタイルとのライセンス契約のもと日直商会より2013年3月から限定200台で発売する。希望小売価格は99,750円(税込)。

 「Paris-Brest」は、オリジナルのフレームデザインに亀甲フェンダーを付けてクラシカルな高級感を出した、フレームのジオメトリーやチューブさらにはタイヤにもこだわり、徹底的に乗り心地を追求したシティサイクル。

 プロの競輪選手から絶大な信頼を受けているフレームビルダーの松田志行氏を設計者に迎え、わずか1度の狂いで乗り心地を左右するといわれるフレームジオメトリーにこだわり、サイクリストに無駄な動きや負荷をかけず、さらにペダルを踏み込んだ時の軽い走り出し、そして長時間乗っても疲れずに楽しめる滑らかな走りを実現した。

 さらに、ヨーロッパのレースで幾多の勝利に貢献してきた英国のチューブメーカーであるレイノルズ社による「Paris-Brest」のための特注チューブをフレームに採用。細いしなやかなデザインと高い強度を兼ね合わせたフレームを実現し、デザイン性と機能性の両方を高いレベルで実現させた。そして、タイヤはミシュランのMICHELIN Pilot Sportを装着。パンク防止テクノロジー"PROTEK HD"を使用した同タイヤを採用することで、ライダーが安全に快適に走ることを可能にした。

 今回発表された「Velo MICHELIN」は、ミシュラン・ライフスタイルのライセンス事業として、老舗自転車専門輸入卸商社の日直商会から新しい自転車ブランドとして展開される。その第一弾の「Paris-Brest」は限定200台の発売となるが、長期的なコラボレーションを視野に今後展開していく予定。

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