KDDIもiPadを発売、ソフトバンクモバイルと競合

2012年10月24日 12:24

 KDDIは24日、米アップルが23日(現地時間)に発表した新型タブレット端末「iPad mini」および第4世代iPadを近日中に発売すると発表した。一方、ソフトバンクモバイルも同日、iPad miniと第4世代のiPadを近日中に発売することを発表した。

 iPadの販売に関しては、国内の通信事業者ではこれまでソフトバンクモバイルのみが取り扱ってきたが、今回KDDIもiPadを販売することになったことで、今後両社のシェア争奪戦が予想される。

 iPad miniは、第3世代のiPadと比べて23%薄く、53%軽い、全く新しいデザインで、高精細な7.9インチディスプレイ、アップルが設計したデュアルコアA5チップ、4G LTEによる高速通信、そして最長10時間の連続通信が特徴。第4世代iPadは、鮮やかな9.7インチRetinaディスプレイ、アップルが設計したA6Xチップによる驚くほど速い処理速度、新しいFaceTime HDカメラ、そしてさらに速くなったWi-Fiが特徴。

 アップルによると、日本でのiPad mini Wi-Fi + Cellularモデルは、メーカー希望小売価格39,800円(16GBモデル)、47,800円(32GBモデル)、55,800円(64GBモデル)にて販売される予定。iPad mini Wi-Fi + Cellularモデルは、Wi-Fiモデルの出荷開始から数週間後に、米国ではAT&T、Sprint、Verizonを通じて販売開始を予定している。

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