JR東日本など、東京・浜松町に超高層ビルを建設 世界貿易センタービルは解体
2012年10月18日 20:45
世界貿易センタービルディング、東京モノレール、JR東日本は18日、国際興業株式会社とともに、本日、東京都に対し東京都港区浜松町二丁目4番地他において都市再生特別地区(浜松町二丁目4地区)の都市計画の提案を行ったと発表した。
同地区において、「交通結節機能の強化」、「国際交流拠点の形成」、「交通結節点における防災機能の強化と環境負荷低減」の3項目を整備方針とし、都市再生へ貢献することを目指してA街区に約200m、B街区に約160mの超高層ビルを建設する。A街区は2014年度着工~2024年度竣工予定で、解体工事の一部は2013年度着手予定。現世界貿易センタービル高層棟の解体は2019年度着手予定となっている。また、B街区は2014年度着工~2017年度竣工予定となっている。
「交通結節機能の強化」においては、JR・モノレール駅改良と併せた歩行者広場の整備と東西自由通路・歩行者デッキネットワークを整備する。また、乗換動線強化として、JR・モノレールと地下鉄をつなぐ縦動線(ステーションコア)を整備する。さらに、利便性の高いバスターミナル、タクシープール、都市計画駐車場と荷さばき・自動二輪駐車場を整備する。
「国際交流拠点の形成」においては、国際コンベンションホールや浜松町MICEセンターを整備する。また、外国人滞在者支援機能を導入するほか、交通・観光サポート機能を導入する。
「交通結節点における防災機能の強化と環境負荷低減」においては、高効率な自立・分散型エネルギーシステムを導入する。また、帰宅困難者受入れスペースと災害支援機能を確保するほか、環境負荷の低減に努める。