【銘柄フラッシュ】タカラバイオやカイノスが急伸し日本無線や新電元も高い

2012年10月16日 16:37

  16日後場は、円相場が対ユーロで102円台に入る円安進行となり、前場は軟調だったパナソニック <6752> が上値を追い1.2%高。トヨタ自動車 <7203> は終値で10月9日以来の3000円台を回復し1.2%高。米国の携帯大手買収を正式発表したソフトバンク <9984> は、増資を行なわないとしたため急反騰となり、出来高・売買代金とも1位となって9.6%高。

  引き続き「iPS細胞」関連銘柄が活況高となり、DNAチップ研究所 <2397> (東マ)は6日連続ストップ高。タカラバイオ <4974> (東マ)は4日連続ストップ高。コスモ・バイオ <3386> (JQS)、カイノス <4556> (JQS)、免疫生物研究所 <4570> (JQG)もストップ高。

  東証1部の値上がり率1位は前臨床受託の新日本科学 <2395> となり田中文部科学相が再生医療の研究などに手厚い予算の意向と伝えられ「iPS細胞」関連銘柄の出遅れと動意を増して26.7%ストップ高、2位は日本無線 <6751> の12.9%高となり東洋紡 <3101> が昨日医農薬中間体事業の再編と一部工場の売却を発表したため日清紡ホールディングス <3105> グループとして再編の連想拡大とされ急反発、3位の新電元工業 <6844> はホンダ <7267> 系のためホンダのハイブリッド車100万台突破を材料に一段高の12.8%高。

  ウエルシアホールディングス <3141> は昨日発表の8月決算好調で今期増配も歓迎し急出直りの11.3%高、イー・アクセス <9427> はソフトバンクの米国大手買収によるグループ協業効果に期待とされて10.7%高、セガサミーホールディングス <6460> は業績予想の増額を好感し7.2%高、アルバック <6728> は半導体製造装置の抵抗を調整する整合時間が従来の6分の1に短縮できる装置を開発と伝えられ出直り急の7.2%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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