Google が Android アプリケーションのマルウェア対策をさらに強化

2012年10月16日 14:50

 taraiok 曰く、

 日本のユーザを標的とする Android マルウェアが増加するなど、Android アプリはすでに安全とは言えなくなっているが (RBBTODAY の記事)、10 月 12 日に Google は Android のアプリストアである Google Play のバージョンを 3.8.17 から 3.9.16 にアップデートし、マルウェア対策機能を強化した (The Next Web の記事Android Police の記事、、本家 /. 記事より) 。

 Google は 9 月にスペインのセキュリティ企業 VirusTotal を買収しておおり、これが Google Play のマルウェア対策機能の強化などを目的としているのだろうと予想されていた (ITmedia ニュースの記事)。大きな変更点としては「マイアプリ」→「すべての一覧」からこれまでインストールしたアプリが手動削除できるようになったことだが、その他にもクライアントサイドで動作するマルウェアチェッカが用意されるようになったとのこと。Google Play では既に Bouncer と呼ばれるサーバサイドのマルウェアチェッカが動作しているが、これとは別である。これにより Google Play 以外のソースからダウンロードしたアプリケーションもチェックすることができる。

 このクライアントサイドのチェッカには、ダウンロード済みのアプリケージョンに問題がないか調べる「App Check」機能やインストールしようとしているアプリケーションに問題がありそうな場合は警告する機能が含まれているという。また大小の「!」といった感嘆符アイコンや盾の形をしたセキュリティアイコンも確認されているとのことだ。

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