かに座55番星e、3分の1はダイヤモンド

2012年10月14日 13:37

あるAnonymous Cowardとnorthernのタレコミによれば、地球からおよそ40光年離れた系外惑星「かに座55番星e」はダイヤモンドの惑星だと考えられるそうだ。米イェール大学の研究者らの推定によるもので、研究成果は近く「Astrophysical Journal Letters」に掲載される(YaleNewsの記事論文ドラフト: PDFナショナルジオグラフィックニュースの記事ITmediaの記事)。

かに座55番星eは、かに座55番星の惑星で、2004年にドップラー分光法で発見された。2011年にトランジットが初観測され、地球の約2倍の半径であることが判明。質量は地球の約8倍と推定されており、スーパーアースに分類される。これらのデータを使用したシミュレーションの結果、かに座55番星eは組成の大半が炭素であると推定されるという。炭素はグラファイトの形で惑星の表面を覆い、惑星内部ではダイヤモンドになっていると考えられ、少なくとも質量の3分の1以上はダイヤモンドが占めるとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | サイエンス | 宇宙

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