三菱自・三菱商事など3社による中国合弁事業「広汽三菱汽車」が営業開始

2012年10月12日 18:01

 広州汽車(所在地: 広東省広州市)、三菱自動車工業、三菱商事は12日、中国・湖南省長沙市に新合弁会社「広汽三菱汽車有限公司」を設立し、営業を開始したと発表した。広汽三菱汽車は、広州汽車50%、三菱自動車33%、三菱商事17%の出資により、三菱自動車の中国における生産・販売事業を展開していく。

 広汽三菱汽車は、2009年に湖南長豊汽車が広州汽車傘下の広汽長豊汽車となった後、今年、広州汽車による広汽長豊汽車の吸収合併を経て、今回新たに広州汽車、三菱自動車、三菱商事による合弁事業として成立するに至ったもの。広汽三菱汽車は、広汽長豊汽車の生産工場(星沙工場)、サプライチェーン、販売拠点、また生産・販売に関わるノウハウを継承して新たな事業をスタートさせた。

 まずは、10月下旬より新型車「ASX」の生産を開始する。さらにその後、本格オフロードSUV「パジェロスポーツ」も投入する予定で、拡大を続ける中国自動車市場の中でも特に伸張著しいSUVを中心に魅力あるモデルを順次展開していく。

関連記事

最新記事