【銘柄フラッシュ】コスモ・バイオが連日急騰となり中国関連株や自動車株も堅調
2012年10月12日 16:26
12日後場は、中国鉄道省の予算上積み観測が伝えられたためか、コマツ <6301> がジリ高基調になり3.5%高、新日鐵住金 <5401> も強張り5.7%高など、中国景気に敏感な銘柄が堅調。
一方、円の強含み基調を受け、ソニー <6758> は2.1%高など、自動車株などとともに、やや値を消して推移。ソフトバンク <9984> は米携帯大手を巨額買収する観測が消化難になり、邦銀の融資観測が伝えられて公募増資の予想は後退したものの16.9%安。東証1部の値下がり率・売買代金とも1位、出来高は3位。
引き続き「ノーベル生理学・医学賞」関連株が活況で、コスモ・バイオ <3386> (JQS)は前場一時ストップ高となり大引けも23.4%高。DNAチップ研究所 <2397> (東マ)は17.0%高、タカラバイオ <4974> (東マ)は15.7%高。また、パソコン(PC)の遠隔操作で第三者になり済ます書き込み事件を材料に、本日はネットワークバリューコンポネンツ <3394> (東マ)が急伸し、ストップ高の18.1%高。
東証1部の値上がり率1位は前引けに続いてガリバーインターナショナル <7599> となり9月の中古車登録台数(軽自動車除く)11カ月連続増加を好感し8.8%高で戻り高値を大きく更新、2位にはオリエントコーポレーション <8585> の7.9%高が入り低PERなどがいわれて高値更新、3位はSBIホールディングス <8473> の6.6%高となり信用取引の証拠金規制が2013年1月から緩和になれば有利との見方あり戻り高値。
コーナン商事 <7516> は通期の業績予想を引き下げたもののPERやPBRの数字そのものが超割安とされて4.8%高の戻り高値。わらべや日洋 <2918> は大引け0.8%高ながら四半期決算を好感し6日続伸の連日高値となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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