ファミリーマート、平成25年2月期 第2四半期決算は増収増益

2012年10月12日 11:00

 ファミリーマート <8028> は11日、平成25年2月期 第2四半期決算を発表した。当第2四半期連結累計期間の業績については、営業総収入は1,720億4千7百万円(前年同期比2.7%増)、営業利益は259億2百万円(同5.3%増)、経常利益は266億7千万円(同3.7%増)、四半期純利益は127億1千3百万円(同66.1%増)となった。

 同社のコンビニエンスストア事業において国内外とも好調で、なかでも国内の商品面では、オリジナルの開発を進め、品質の向上と品揃えの差別化を実現。重点商品カテゴリーである「できたてファミマキッチン(ファスト・フード)」や「彩り famima DELI(惣菜・サラダ)」、am/pmのノウハウを活かした冷凍中食「フレッシュフローズン」が、中高年層や女性層の増加を背景に好調に推移している。また、「Sweets+」の新カテゴリー「GELATO(ジェラート)」は、いつでも手軽に本格品質のジェラートを楽しめる商品として好評を博し、販売開始から7日間で累計出荷個数100万個を超えるヒット商品となったという。

 また、店舗展開においても、三大都市圏と地方中心都市を重点とした成長性の高い店舗の出店に加え、マーケットの変化に対応したB&S(ビルド&スクラップ)を適宜実施することで、高質な店舗網の構築。「東京スカイツリータウン」をはじめとした商業施設のほか、「多摩都市モノレール」や「神戸市営地下鉄」などの鉄道駅構内等、ニューマーケットへの出店も積極的に推進した結果、増収増益での着地となっている。

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