おかやま山陽高校による世界一車高の低い車、ギネスブックに掲載される
2012年10月11日 11:20
岡山県浅口市のおかやま山陽高校の生徒らが公道走行可能な世界一車高の低い車を製作し、ギネスに認定された (Guinness World Records の記事、おかやま山陽高校のページ、Autoblog 日本版の記事より) 。
これまでギネス記録として認定されている世界一車高の低い車は The Flatmobile という車がもつ車高 19 インチ (≒ 48 cm) だったが、おかやま山陽高校自動車科・自動車整備部の教職員・生徒が協力し、電気自動車をベースに製作した「MIRAI」は車高 45.7 cm (Guinness World Records の記事では 45.2 cm)。厚さわずか 35 cm のボディーにすべてのパーツを納めるため、サスペンションコイルは、横に寝かせる方式 (F1 と同じ方式) を採用するなど様々な工夫が凝らされている。
おかやま山陽高校の原田一成校長曰く「時速 40 km 以上での走行や、幹線道路などの大きな道を MIRAI で走る場合、ドライバーの目線が道路に非常に近いので、かなり怖いと感じるかもしれません。また、車高があまりに低いため、他の車から MIRAI が見えていない可能性があるので、交通量の多い道路を走る際は、前後に先導車と後方警戒車を配置するよう決めています」とのこと。
この記録は 2010 年 11 月 15 日にギネス世界記録として認定されているが、この記録は先月発売された Guinness World Records 2013 に掲載されている (もっと以前にも掲載されているとは思うが…) 。お値段たったの 20 EUR 9 EUR (Amazon.co.uk で) 。
スラッシュドットのコメントを読む | 日本 | 教育 | 交通
関連ストーリー:
名古屋工業大学、押すだけで歩く受動歩行ロボットを開発 2011年10月28日
はやぶさ、ギネスに認定される 2011年06月14日
ドラクエ 9、すれ違いすぎてギネス認定 2010年05月21日
高校生が水陸両用車を開発 2005年01月17日