博報堂、スマホユーザー向け電子書籍販促手法を開発 出版社や書店に提供

2012年10月9日 18:13

 博報堂DYメディアパートナーズと博報堂は9日、両社の横断プロジェクト「博報堂DYメディアパートナーズ・博報堂 出版ビジネスセンター」が、出版社や書店のスマートフォン上での電子書籍販促支援の強化を目的として、スマートフォンユーザーが“楽しく書籍を選べる”書籍リコメンドアプリ「リコメン文芸部」を開発し、同アプリを活用した出版社や書店向けの電子書籍販促支援サービスを開始すると発表した。

 「リコメン文芸部」とは、若い世代を中心としたスマートフォンユーザーの行動特性や関心に合わせた“楽しい書籍選択”により、数多くのジャンルと膨大な数の書籍の中からユーザーへの「おすすめの一冊」を提案(リコメンド)するアプリ。「ランダムに表示される質問に答えていくと、その時の気分に合わせたおすすめの一冊を紹介」、「カードを選ぶと、今日のラッキーライトノベルをお知らせ」等、さまざまな方法でユーザーの書籍選択をエンターテイメント化し、興味喚起・購入へとつなげる。

 アプリの設計は、出版社や書店のキャンペーン目的によって、書籍選択の方法やリコメンド結果、画面・キャラクターデザインなど、全般の要素をカスタマイズすることが可能。

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