チュ・ジフン、BIFF野外ステージでのサプライズコンサート大盛況
2012年10月9日 15:46
俳優チュ・ジフンの魅力が釜山海雲台(ヘウンデ)一帯をシビれさせた。
チュ・ジフンは6日夜、第17回釜山国際映画祭の熱気で満ちている釜山BIFFヴィレッジ野外ステージで、サプライズコンサートを開催。ファンとの特別な時間を過ごした。
日頃からバンドを結成して曲作りや演奏を行うなど、音楽にも高い関心を持っているチュ・ジフンは、昨年末の除隊以降、映画とドラマ撮影で忙しいスケジュールに追われながらも、熱心に練習し、実力に磨きをかけたという。
この日のコンサートは、バンド「オクサンダルビッ」(屋上の月光)のオープニングステージでスタートし、ステージにチュ・ジフンが登場すると、さらに大きな歓声が沸き起こった。チュ・ジフンは海雲台一帯に鳴り響くバンド演奏とともに、魅力的な歌声で観客を一気に魅了。あっという間に集まった観客は“チュ・ジフン”を連呼し、会場が熱気に包まれた。イベント主催者側は、この日会場に集まった人数を約4千人と推算した。
チュ・ジフンはステージで、「世界の人たちの祭りでもある釜山国際映画祭で、俳優として皆と一緒に楽しめるような企画はないかと考え、ファンのためのバンド形式のサプライズコンサートを思いつきました。皆が一緒に楽しめる特別な時間になれば嬉しいです」と言い、会場の雰囲気をさらに盛り上げた。
今回の公演では、チュ・ジフンバンドの自作曲『TIME』と『Go Away』などを初披露し、ファンの熱い歓声を呼んだ。また、遅い時間まで席を立たずにコンサートを楽しんでくれているファンに対し、きめ細やかでウィットのあるコメントをしたり、パワフルなヘッドバンキングとジャンプで楽しい雰囲気を演出するなど、見事なステージパフォーマンスで会場を目一杯盛り上げた。
また、この日のステージには俳優チェ・ガンヒがサプライズで登場し、チュ・ジフンと映画『Once』のOST『Fallen from the sky』を熱唱。ぴったりの呼吸で甘い雰囲気を演出した。この日のステージのために3ヶ月間ギターの練習をしてきたというチェ・ガンヒに、観客からはさらに大きな拍手が沸き起こった。
最後までパワフルな歌唱力を披露してステージを終えたチュ・ジフンは、ファンの熱いアンコールに応えて再びステージに登場し、ビートルズの『Hey Jude』を熱唱した。歌のリフレイン部分では観客も一緒になって歌い、ステージと客席が一体となる場面も見られた。
チュ・ジフンはドラマや映画では見ることができないパワフルな歌唱力、レベルの高いギター演奏など、新しい魅力を発揮して海雲台の夜の海を彩り、公演を終えた。
現在、チュ・ジフンは韓国SBSドラマ『五本の指』で、暗い過去がある家族を持った天才ピアニスト‘ユ・ジホ’を演じている。(翻訳:中川)