【株式評論家の視点】マーベラスAQL、業績急上昇受け新たな株価評価ポジショを模索

2012年10月9日 10:24

<銘柄の見所>

  マーベラスAQL <7844> (東2)は9月7日に2万1390円の高値まで買い進まれた。昨年2月半ば以来の高い水準なのだが、その後の調整も驚くほど堅調。9月27日の18890円が目先底値だが、この水準は高値から11.7%下げの水準。明らかに次の戻りを想定した動きの範囲内と判断できる。

  今2013年3月期の9月中間期の営業利益が3億5000万円から6億2000万円(前年同期3000万円)へ増額修正されるなど業績はきわめて好調。SNS向けソーシャルゲームを中心としたオンラインゲームやゲームアプリケーションの企画・開発・サービス運営を行っている主力のオンライン事業の採算改善が要因。

  通期の営業利益予想は22億円と前期比2倍強が見込まれている。営業利益は2010年3月期の損失から2011年3月期2億200万円、2012年3月期10億4400万円、そして今期の22億円へ急角度の増益路線を走っている。そうした成長を踏まえ、株価は新たな評価ポジションを模索している。好業績が促す形で、再度の新展開入りは時間の問題と思われる。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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