【銘柄フラッシュ】タツタ電線やインターネットイニシアティブが急伸

2012年10月5日 16:05

  5日後場は、日銀が緩和策などを見送ったと伝えられ、日経平均は13時頃に一時軟化。しかし、大手不動産株の回復が早く、三井不動産 <8801> は1.2%高。住友金属鉱山 <5713> は金市況を好感して4.9%高となり、タツタ電線 <5809> はスマホ関連のアナ株とされて高値更新の7.5%高。香港株が堅調なため、国慶節の休日が終わる週明けの上海株式に期待があり、大手商社株や鉄鋼・機械株、海運株も堅調。

  イー・アクセス <9427> は5日連続ストップ高。ソフトバンク <9984> による完全子会社化を材料に、本日は制限値幅が2倍の1万4000円に拡大されたものの、朝方アッサリとストップ高に達したまま42.4%高。

  東証1部の値上がり率1位はイー・アクセス <9427> の42.4%高、2位にはインターネットイニシアティブ <3774> の8.7%高となりネット系の好業績株として昨日まで2日続けて値上がり率1位のソースネクスト <4344> から乗り換える動きありとされて高値更新、3位には鬼怒川ゴム工業 <5196> の8.4%高が入り仕手色が強く直近半月で3割下げたため自律反騰の機運到来とされて8.4%高。

  タツタ電線 <5809> は仕手性あり電磁波防止フィルムがスマートフォン関連と高値更新の7.5%高、日本電波工業 <6779> も水晶デバイスがスマホ関連とされて出直り急の7.2%高。

  わらべや日洋 <2918> は業績予想の増額修正を好感し高値に急接近の5.6%高、やはりセブン-イレブン関連銘柄の漬物大手ピックルスコーポレーション <2925> (JQS)も業績予想の増額修正を好感し6.9%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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