9月の車名別新車販売はプリウスが1位、日産「ノート」がトップ10入り

2012年10月4日 13:50

 日本自動車販売協会連合会(自販連)は4日、9月の車名別新車販売ランキング(軽自動車を除く)を発表した。1位はトヨタの「プリウス」で、前年同月比33.5%減の2万2,091台、2位は先月と変わらずトヨタの「アクア」で2万2,039台だった。

 一方、今回3位に日産の小型車「ノート」がランクイン。前年同月と比べて約3.1倍の1万8,355台と急上昇した。日産は9月3日に「ノート」の新型モデルを投入。価格を抑えながらも、新開発の直噴ミラーサイクルエンジンに高効率スーパーチャージャーを搭載した「HR12DDR」エンジンと空力に優れた軽量ボディを組み合わせることで、キビキビとした気持ちの良い走りとガソリン登録車クラスナンバー1の低燃費25.2km/L(JC08モード)を両立したことが評価され、販売台数を伸ばした。日産は、発売後約2週間を経過した9月18日時点で、「ノート」の総受注台数が2万1,880台に達したと発表している。

 なお、4位以下の順位は、4位:ホンダ「フィット」、5位:日産「セレナ」、6位:スバル「インプレッサ」、7位:ホンダ「フリード」、8位:トヨタ「ヴィッツ」、9位:トヨタ「カローラ」、10位:マツダ「CX-5」となっている。

 9月のランキングでは、首位のプリウスを含め、販売台数が前年割れした車種が目立った。4位の「フィット」は前年同月比55.3%減、8位の「ヴィッツ」は同44.8%減と大きく販売台数を減らしており、エコカー補助金終了の影響が早くも見られ始めている。

関連記事

最新記事