【今日の言葉】日銀短観と企業の決算発表はどちらが影響大きいか

2012年10月2日 09:27

  『日銀短観と企業の決算発表はどちらが影響大きいか』=1日(月)、野田改造内閣がスタートした。同じ日、日銀が9月の短期経済観測を発表した。

  日経平均株価は改造内閣に対する祝儀的な動きもなく前日比73円安、東証1部出来高も13億株台にとどまった。「マーケットは改造内閣に対する期待よりも忍び寄る不況に怯えているようだ。日銀短観では景況感の悪化が鮮明となった。しかし、今回の短観には中国との関係悪化が十分に織り込まれていない可能性がある。実際は発表された以上に景況感は悪いものとみられる。仮に、改造内閣が解散先延ばしなら外交など実体はさらに悪くなる心配がある」(中堅証券)。

  まもなく、企業の第2四半期決算発表が始まる。企業業績が好調という形となって改造内閣を祝うこととなるのか。あるいは、企業業績悪化となって一段安に進むのか。今度の決算発表は政治に対して影響度は大きいのではないか。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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