【銘柄フラッシュ】イー・アクセスが買収説で急伸し日本触媒の代替で三洋化成など高い
2012年10月1日 16:35
10月1日後場は、朝発表の日銀短観が冴えなかったにもかかわらず円高基調になったため、トヨタ自動車 <7203> は8月1日以来の3000円割れのまま1.7%安となり、前場から売買代金1位を継続。ただ、キヤノン <7751> は反発し2.0%高、任天堂 <7974> (大1)は1.3%高、パナソニック <6752> は前日比変わらず。
主力工場で爆発事故が発生した日本触媒 <4114> は13.3%安の大幅安ながら前引けの13.4%安からは小戻し、高吸水性樹脂の代替需要を思惑材料に、三洋化成工業 <4471> が8.9%高、東亞合成 <4045> は6.8%高。
携帯電話のイー・アクセス <9427> は14時30分過ぎにソフトバンク <9984> が2000億円弱で買収の方針と伝えられ26.1%高の段階で真偽確認のため売買停止。17時から会見の模様。9月19日には楽天 <4755> (JQS)との提携が伝えられていたため、意外感。
東証1部の値上がり率1位にはイー・アクセス <9427> が乱入した印象で26.1%高、2位はKLab <3656> の9.3%高となり日銀短観が冴えず主力銘柄からの資金シフトなどが言われて戻り高値、3位には東京デリカ <9990> の8.3%高が入り輸入バッグなどに円高メリットとの見方で高値更新、4位は北越紀州製紙 <3865> の8.0%高となりチャート妙味と逆日歩妙味がいわれて戻り高値の8.0%高。
東北電力 <9506> は6.5%高、J-POWER(電源開発) <9513> は5.9%高となり原発の建設再開を材料に動意活発。オリンパス <7733> は1.3%高となりソニー <6758> との業務・資本提携を好感し5日続伸基調。
モルフォ <3653> (東マ)は携帯向け画像技術が言われて18.4%高、ジェーソン <3080> (JQS)は業績予想の増額を材料に28.8%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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