【銘柄フラッシュ】KLabが急伸し日本触媒が急落の半面で三洋化成など高い

2012年10月1日 13:49

  10月1日前場は、NY株が下げたほか、朝発表の日銀短観が冴えなかったため、三井住友フィナンシャルグループ <8316> が2400円割れ寸前の1.6%安まで軟化するなど、大手銀行・証券株が冴えない展開。トヨタ自動車 <7203> は8月1日以来の3000円割れの1.6%安となり売買代金1位。

  主力工場で爆発事故が発生した日本触媒 <4114> は代金2位で13.4%安。高吸水性樹脂の代替需要を思惑材料に、三洋化成工業 <4471> が6.2%高となり、東亞合成 <4045> は6.1%高など、化学株の一角の動意が急。

  オリンパス <7733> は1.8%高となり続伸、ソニー <7733> との業務・資本提携を好感し、9月18日につけた年初来の高値1626円に向けて出直りを強めた。

  東証1部の値上がり率1位はKLab <3656> の9.5%高となり日銀短観が冴えず主力銘柄からの資金シフトなどが言われて戻り高値、2位は三洋化成工業 <4471> の6.2%高、3位は東亞合成 <4045> の6.1%高、4位は富士紡ホールディングス <3104> の5.7%高となり上位株主に中国系政府ファンドとされる名義があり思惑相場を継続。

  ポイント <2685> は28日発表の第2四半期決算を材料に急反発の4.8%高、J-POWER <9513> は原発を巡る政策状況を材料に3.9%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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