東電、東新ビルを250億円で売却 データセンター子会社も333億円で売却
2012年9月27日 22:25
東京電力は27日、同社の連結子会社である東電不動産が固定資産を売却すると発表した。東京都港区新橋一丁目の「東新ビル」(土地:3,701.04m2、建物:27,687.33m2)を250億5,000万円で売却する。売却先については「契約上の都合により公表を控える」としている。2013年3月末までに引き渡しする予定。
また、東電は、国内最高水準のデータセンターを運営する子会社「アット東京」の株式約50.9%をセコムに売却すると発表した。売却額は333億2,700万円。これにより、アット東京は東電の子会社から除外され、関連会社となる。なお、東電は引き続きアット東京株式の33.3%を保有する。
今回の東新ビルとアット東京の売却は、2012年5月9日認定の「総合特別事業計画」を踏まえた、資産売却および関係会社売却の一環として行うもの。