日産とオリックス自動車がカーシェアリング事業で協業、新型ノートを導入

2012年9月25日 18:13

 日産自動車とオリックス自動車は25日、10月1日から12月31日の間、オリックスカーシェアステーション(合計9拠点)およびオリックスのレンタカーネットワーク(合計33拠点)にて、「新型ノート」体感キャンペーンを実施すると発表した。合計50台の「新型ノート」を導入し、特別キャンペーン価格にて気軽に試乗できる機会を提供する。

 カーシェアリングの受付開始は9月30日から。今回、特別キャンペーンとして、時間料金およびパック料金を半額で提供する。例えば、通常15分200円のところ100円、6時間パック3,500円は1,750円、12時間パック4,500円は2,250円、24時間パック6,000円は3,000円、夜間パック2,500円は1,250円で利用できる。

 9月3日に日産より発売された「新型ノート」は、新開発のエコスーパーチャージャーを搭載し、ガソリン登録車クラスNo.1の低燃費とキビキビとした気持ち良い走りを両立する新たなエコカー。発売以来、既に21,880台(9月18日現在)を受注しており、今回導入する「X DIG-S」グレードはその約7割を占める人気のエコスーパーチャージャー搭載モデルとなる。

 日産ではこれまでも販売店舗での試乗機会の提供に取り組んできたが、カーシェアリングおよびレンタカーとして利用してもらうことでより多くの顧客に「新型ノート」の魅力を気軽に体感してもらう機会の創出につながることから、今回の企画の実現に至った。

 オリックス自動車のデータによると、昨今、カーシェアリングを利用した顧客がその体験をもとにクルマの購入を検討するケースが増加しているという。また、レンタカー事業にて展開している「おもしろクルマコレクション」においても、レンタカーを利用した顧客が購入に至る傾向がみられるという。

 カーシェアリングおよびレンタカーが、単なる移動手段としてクルマを利用するだけでなく、クルマに乗る楽しさを体感し、購入を検討する機会となってきていることから、今回日産はオリックス自動車と協業し、より多くの顧客にさまざまなシーンで気軽に利用してもらえるよう、「新型ノート」を特別料金で乗車できるプランを提供し、「新型ノート」の販売拡大につなげる考え。

関連記事

最新記事