【銘柄フラッシュ】大光銀行など地銀が急伸し新上場のAPカンパニーは好発進

2012年9月25日 16:42

  25日後場は、一時的にユーロ安・円高の懸念が出たものの、トヨタ自動車 <7203> が1.1%高、ソニー <6758> は0.2%高など、底堅さを発揮。一方、日中関係の冷え込みは気にされ、コマツ <6301> は1.0%安となったものの、オリエンタルランド <4661> は客数減の懸念を打ち消して続伸0.2%高。本日は9月期末配当の権利付最終日という要因もあった模様。

  ディフェンシブ性のある食品大手銘柄に高値更新が相次ぎ、カルビー <2229> は後場一段ジリ高となり3.3%高、キユーピー <2809> は終盤に再騰し0.6%高、ニチレイ <2871> は2.1%高。

  本日、新規上場となったエー・ピーカンパニー <3175> (東マ)は好調で、10時16分に公開価格2350円を約41%上回る3305円で売買成立。その後は6割高の3750円まで上げ、終値も3740円。

  東証1部の値上がり率1位は大光銀行 <8537> の9.6%高、2位は宮崎銀行 <8393> の7.4%高となり本日は9月期末配当の権利付最終日の買い要因があった模様。3位はダイワボウホールディングス <3107> の7.3%高となり風邪やマイコプラズマ肺炎の季節とマスク関連の思惑で急動意、4位は高岳製作所 <6621> の6.4%高となり電気自動車の拡大傾向を受け急速充電器を材料に急反発。

  太平電業 <1968> は政府の火力発電所の新増設観測を材料に6.3%高、中央発條 <5992> は9月中間配への期待がいわれて出直り急の6.2%高。三井ハイテック <5966> はハイブリッド車拡大機運に期待ありとされ高値更新の6.0%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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