富士重、新型SUV「スバル インプレッサ XV」を発表 10月5日より発売
2012年9月25日 14:08
富士重工業は25日、新型SUV「スバル インプレッサ XV」を10月5日より発売すると発表した。価格は219万4,500円（税込）から。
新型「インプレッサ XV」は商品コンセプトを「Urban Adventure」とした。流麗かつ軽やかなプロポーションと、SUVらしい力強さを兼ね備えたエクステリアデザインを特長とし、スバルが得意とする信頼感のある走り・安全性と、高い環境性能を併せ持つ、何気ない日常を冒険に変える新しい価値を提案するクルマとなっている。
新型「インプレッサ XV」は、スリムなボディシルエットによる流麗かつ軽やかなプロポーションと、SUVらしい最低地上高やクラッディングによる力強さを兼ね備えた今までにないエクステリアデザインを実現。専用の17インチアルミホイール、ホイールアーチやサイドシルなどに設けたクラッディング、200mmというSUVらしい最低地上高などが特徴。また、専用色のタンジェリンオレンジ・パールとデザートカーキを含めた全9色のボディカラーを展開し、デザインの軽快さとファッション性を融合させた。
パッケージは、200mmの最低地上高を持ちながらも全高は1,550mmとし、立体駐車場への入庫に対応できる全高とした。また、フロアとの段差が低いサイドシルやSUVならではの高い着座位置が優れた乗降性を実現している。伸びやかで高さを抑えたインストルメントパネル、低められたドア窓肩部、そしてフロントドアに設けたパーテーションウィンドウや視界を遮らないAピラーなどにより、良好な視界を確保し、さらに開放感を高めた。
エンジンは2.0Lの新世代BOXERエンジンを搭載。水平対向エンジンそのものが持つ、軽量でコンパクト、ふけ上がりの良さなどはそのままに、日常的に使う中低速域のトルクを向上させながら環境性能も向上させ、15.8km/Lの優れた燃費性能を実現した。トランスミッションはチェーン式の無段変速機（CVT）であるリニアトロニックを採用。チェーン式の特長である軽量、コンパクト、レシオカバレージの広さを活かし、優れた環境性能とドライバビリティの向上を実現した。
また、安全性を高める装備として、4輪ディスクブレーキや、坂道発進時にブレーキペダルから足を離しても自動的にブレーキを掛け続けるヒルスタートアシスト機能を全車に採用。さらに、レガシィ、インプレッサ、エクシーガで好評の先進運転支援システム「EyeSight（ver.2）」を展開している。
スバルは、1995年の「レガシィ グランドワゴン」（海外名：アウトバック）、1997年の「フォレスター」と、これまでにも革新的なクロスオーバーSUVを発表してきた。新型「インプレッサ XV」も、これまでに培ってきたクロスオーバーSUVの知見を随所に活かすことで実現した都市型クロスオーバーSUV。