【銘柄フラッシュ】カルビーやニチレイが高値更新し新上場のAPカンパニーも好発進

2012年9月25日 12:27

  25日前場は、ドイツの景況感指数が冴えず、欧州各国と米国の株式がほとんど全面安となったものの、トヨタ自動車 <7203> が1.1%高、キヤノン <7751> は0.2%高など、輸出関連株は意外に堅調。中で、ファナック <6954> は日中関係の影響が大きいとされ、3.1%安で売買代金1位。配当を減額の三菱電機 <6503> は2.5%安。

  ディフェンシブ銘柄に高値更新が相次ぎ、カルビー <2229> は前引け1.3%高、キユーピー <2809> は前引け0.3%安、ニチレイ <2871> は同1.7%高。

  本日、新規上場となったエー・ピーカンパニー <3175> (東マ)は好調で、10時16分に公開価格2350円を約41%上回る3305円で売買成立。その後は約50%上回る3450円まで上げ、前引けは3390円。

  東証1部の値上がり率1位は住石ホールディングス <1514> となり政府の石炭火力発電所の新増設再開観測を材料に5.9%高、2位はダイワボウホールディングス <3107> の5.8%高となり風邪やマイコプラズマ肺炎の季節とマスク関連の思惑で急動意、3位は高岳製作所 <6621> の5.6%高となり電気自動車の拡大傾向を受け急速充電器を材料に急反発。

  ヒマラヤ <7514> は業績予想の増額修正を好感し急伸5.0%高で戻り高値、スズキ <7269> は中国よりインドに軸足を置くため相対的に有利と急反発の4.3%高。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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