富士重、マレーシアでKD生産した「SUBARU XV」をインドネシアで初公開

2012年9月24日 17:00

 富士重工業は24日、インドネシアのジャカルタで開催中のインドネシア国際モーターショーにおいて、マレーシアでKD生産した「SUBARU XV」の試作車を9月20日に初公開したと発表した。KD生産の量産開始は2013年1月を予定し、タンチョングループのTan Chong Motor Assemblies Sdn. Bhd(TCMA)にて年間5,000台規模のKD生産を計画している。

 「SUBARU XV」は流麗で力強いエクステリアデザインを特長とし、スバルならではの信頼感のある走り、優れた安全性と高い環境性能を実現したスバルの新型クロスオーバーSUV。インドネシアでは今回の発表をもって正式に受注が開始され、今後タイやマレーシアへ展開する予定。

 マレーシアにおける「SUBARU XV」のKD生産は、中期経営計画“Motion-V”において日本と北米での生産能力増強と共に生産体制構築の一項目として掲げており、今回のモーターショーでの試作車公開は計画が順調に進捗していることを意味する。スバルは成長を続けるアセアン地域で「SUBARU XV」の拡販を目指していく。

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