東京ゲームショウ2012が開幕、過去最多の1043タイトルが出展

2012年9月20日 22:05

 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会が主催し、日経BP社の共催で開催する「東京ゲームショウ2012」が20日、幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で開幕した。『GAMEで笑顔がつながっていく。』をテーマに、9月20日~23日まで開催する。前半の2日間(20日、21日)はゲーム業界関係者向けのビジネスデイとし、後半の2日間(22日、23日)は一般に公開する。来場者数は19万5,000人を見込んでいる。入場料は一般が前売り1,000円、当日1,200円(いずれも税込)。小学生以下は無料。

 「東京ゲームショウ2012」の事前統計データ(9月19日午後10時時点)によると、今回、日本をはじめとする19の国と地域から出展があり、出展社数は国内126社、海外83社の合計209社となった。また、出展総小間数は、昨年比128.7%の1,609小間となった。出展タイトル数は過去最多の1,043作品の届け出があった。

 今年は全体の出展規模が拡大するなか、とりわけ海外からの出展国・地域数、出展社数、小間数が昨年を上回った。主催者企画としては、アジアの有望なゲーム関連企業を紹介する「アジアニュースターズコーナー」を新設し、4カ国から8社の企業を迎えた。また、日本と海外とのゲームビジネスを創出する「国際ビジネス相談コーナー」や「ビジネスミーティングエリア」をさらに強化するなど、日本とアジア、アジアと世界をつなぐゲーム産業のビジネスの架け橋となるイベントを目指した。

 また、「東京ゲームショウ2012」における出展予定タイトル(関連商品を含む)の傾向として、スマートフォン用タイトルやタブレット用タイトルが昨年に比べ大きく増加しているのが特徴。プラットフォーム別出展予定タイトル数一覧(9月19日午後10時時点)によると、ニンテンドー3DS向けが34タイトル、Wii U向けが2タイトル、PlayStation 3向けが57タイトル、PlayStation Portable向けが30タイトル、PlayStation Vita向けが24タイトル、Xbox360向けが24タイトルと、従来型家庭用ゲーム機向けが比較的少数にとどまるのに対し、スマートフォンはiOS向けが139タイトル、Android向けが126タイトルで合計265タイトル、タブレット向けが100タイトル(iOSのみ)、フィーチャーフォン向けが142タイトル(NTTドコモ、au、ソフトバンクの合計)と、合計出展タイトル数1,043のうち約半数をモバイル端末向けが占めている。

関連記事

最新記事