[仕事術]職場でフェイスブックを邪魔物にしない方法

2012年9月20日 22:07

 仕事のことに時間を費やすべきときに、フェイスブックをはじめとしたソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の世界に迷い込んでいることはありませんか。フェイスブックやマイ・スペース、リンクトイン(LinkedIn)、ツイッター、もしくはプラクソ(Plaxo)自体にはまったく問題はありませんが、それらのせいで事務仕事をしたほうがよい時間をいとも簡単に浪費してしまうのです。

 かつてピーター・ドラッカーが指摘したように、ビジネスの成功は決して偶然に起こるものではありません。インターネットには、その否定的な一面に、一日を通してあなたの注意をそらしたり邪魔をしたりする手段を与えるという点があります。

 仕事を進める妨げになったとか、計画を妨害したとかいって、邪魔をしたとだれかを責めるのは簡単ですが、現実にはしょっちゅう自分で自分の邪魔をしているのです。というのも、もし選べるなら、人は大きなプロジェクトを担当したり完了した仕事のファイリングをしたりするより、おしゃべりすることを好むでしょうから。

 整理されたオフィスで仕事をしているとき(こちらの写真でその違いをご覧ください)、人は仕事の優先順位をつけて、毎日よりたくさんのことを終わらせます。その結果、フェイスブックやそのほかのサイトグループで情報を交換する時間ができるのです。

 その時間を自分の日課表に付け加えることも可能ですが、インターネットをする前に、ソーシャルネットワーキングに充てる時間を決めておき、それをちゃんと守るようにしましょう。自分で決めた時間を頻繁に過ぎてしまうようだったら、タイマーを使いましょう。

 これらのSNSを使いこなすために筆者が用いているタイムマネジメントの方法の一つが、別のメールアドレスをもつことです。SNSに関するやりとりはすべてその受信箱に届きます。優先すべき仕事に集中しなければならないときは、日中に受信メールはチェックしません。一日の終わりが来たら、受信箱をざっと見て、見直したり対処したりする必要のあるものがないか確認します。

 このやり方は、自分の活動をグループ分けするというタイムマネジメントの原則に従ったものです。複数の物事の間を行ったり来たりするより、一度に一つの活動に集中したときのほうが、4倍も生産的に仕事ができるのです。

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