富士フイルム、レンズ交換式プレミアムカメラ 「FUJIFILM X-E1」を発売
2012年9月18日 16:33
富士フイルムは18日、TIPAやEISAなど数々のアワードを受賞した「FUJIFILM X-Pro1」のスタイルとクオリティを継承する、レンズ交換式プレミアムカメラ「FUJIFILM X-E1」を11月上旬より発売すると発表した。また、同時に、広角27mmから中望遠84mmまでカバーする標準ズームレンズを同梱したレンズキット「FUJIFILM X-E1/XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」も発売する。高画質と高品位な質感に徹底的にこだわったデジタルカメラ「Xシリーズ」の、レンズ交換式プレミアムカメラのラインアップを拡充する。
「FUJIFILM X-E1」は、「FUJIFILM X-Pro1」と同じ独自開発の1630万画素APS-Cサイズ「X-Trans CMOSセンサー」を搭載し、フルサイズセンサー搭載機に匹敵する超高画質を実現している。「X-Trans CMOSセンサー」は、独自のカラーフィルター配列により、光学ローパスフィルターなしでモアレや偽色の発生を抑える。光量の少ない室内や夜景などの高感度撮影でも驚くほど明るくノイズの少ない美しい画像が得られる。
APS-Cサイズの大型CMOSセンサーを搭載し、電子ビューファインダーや内蔵フラッシュなど多彩な機能を備えながら、約350gと小型軽量化を実現。気軽に持ち運んで撮影を楽しめる。撮影に集中できるよう、ファインダーを覗いたまま左手でレンズの絞りリングを、右手でボディ天面の各種ダイヤルを操作できるレイアウトを採用した。
また、デジタルカメラ搭載の電子ビューファインダーで最高クラスの画素数となる約236万ドットの「有機EL電子ビューファインダー」を搭載。視野率約100%、高い解像力で確実なフレーミングと精緻なピント確認が可能。独自の光学系により、画面の隅々までクリアで歪みのない、光学ファインダーに匹敵する高画質な映像を見ながら撮影できる。
さらに、広角27mmから中望遠84mmまでカバーする標準ズームレンズ「フジノンレンズ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」を「フジノン XFレンズ」シリーズとして新たにラインアップ。「FUJIFILM X-E1」との組み合わせで、フォーカスレンズ群の軽量化やリニアモーター駆動による最速0.1秒の高速AF合焦を実現した。広角端開放F値は2.8と明るく、暗いシーンでの撮影やボケ味を生かした撮影にも最適。