iPhone 5のバッテリー駆動時間は従来機種よりも長くなるか
2012年9月15日 16:19
eggy 曰く、 AppleはiPhone 5での改善点を強調しているが、バッテリー駆動時間に関しては、2007年の初代iPhoneからあまり進歩していないようだ(ITworldの記事、本家/.)。
2G専用の初代iPhoneは3.7ボルト、1,400mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載。8時間の通話が可能とされていたが、実際には10時間以上使用できていたらしい。バッテリー容量が1,150mAhに減少したiPhone 3Gでは、2Gで12時間、3Gで5時間と発表されたが、AnandTechのレビューによれば、3Gの場合には4時間44分の通話が可能だったものの、2Gでは6時間4分にとどまったという。iPhone 3GSでは若干増加して1,219mAhになったが、バッテリー持続時間はiPhone 3Gと同等。iPhone 4で初めて初代を上回る1,420mAhのバッテリーを搭載し、2Gで14時間、3Gで7時間の通話が可能と発表されていたが、実際には2Gでも初代iPhoneの通話時間には及ばなかったとのこと。iPhone 4Sでは1,432mAhとなり、3Gでの通話時間は8時間とされていた。実際に8時間以上使用できることもあったようだが、当初はソフトウェアのバグによりバッテリー消費が増大するという問題が発生している。
iPhone 5のバッテリー容量は1,440mAh。初めて3.8ボルトに電圧が上昇した。3Gでの通話時間は8時間と発表されている。仕様上の通話時間はiPhone 4Sと同じだが、データ通信時間や待ち受け時間は長くなっている。プレスリリースではバッテリー駆動時間が長くなったことを強調しているが、実際にはどうだろうか。
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