マツダ、ベルマツとマレーシアで合弁会社を設立 来春「CX-5」を現地組立

2012年9月11日 15:59

 マツダは11日、ベルマツモーター社と合弁会社マツダ・マレーシア Sdn. Bhd.を設立したと発表した。これを記念し、本日、同国スランゴール州シャーアラム特別市にある新会社の社屋で、マツダの中峯勇二取締役専務執行役員やベルマツのダト・ベン・ヨーCEOなどが出席した調印式を開催した。なお、ベルマツモーター社は、ベルジャヤ社を主要株主とした現地資本100%のマレーシアにおけるマツダ車の販売統括会社。

 マツダ・マレーシアの設立は、同国におけるマツダブランドおよびビジネスをさらに発展・強化するとともに、市場のニーズに早急に対応できる体制を構築することを目的としている。主な業務内容は、マツダ車の現地組立事業とベルマツを通じた組立車両の販売事業の統括。

 また、同国ケダ州にあるイノコム社の工場において、「SKYACTIV技術」を初めて全面搭載した「マツダ CX-5」の同国向け車両の現地組立を2013年春に開始することを決定。マレーシアにおける現地組立は、2011年1月から行っている「Mazda3(日本名:マツダ アクセラ)」に次いで2車種目となる。

 マツダの中峯専務は調印式で、「マツダは、マレーシアを重要な市場の一つと位置づけており、全幅の信頼を置けるパートナーであるベルマツとの強力なパートナーシップのもと、マレーシアにおけるビジネスおよびブランドを強化していく」と述べた。

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