【銘柄フラッシュ】さが美が急伸し日本航空に絡みスカイマークなども高い
2012年9月11日 12:32
11日前場は、対ユーロで円高基調が続いたため、自動車株や電気・精密株などが高安マチマチとなり、昨日は値を保ったソニー <6758> が反落し1.1%安。半面、キヤノン <7751> は小反発の0.4%高。売買代金1位はディー・エヌ・エー <2432> となり、朝方は堅調だったものの前引けは1.2%安。
日本航空の売り出し価格が決定し、9月19日の再上場に向けた期待ムードが広がり、スターフライヤー <9206> (東2)は8%高、スカイマーク <9204> (東マ)は4.7%高、全日本空輸 <9202> は変わらず。
東証1部の値上がり率1位はさが美 <8201> の5.2%高となり仕手色が強く好業績を材料に8月中旬の急騰を手がけた筋の再介入との見方、2位はトナミホールディングス <9070> の3.9%高となり自民党の総裁選などを材料に往年の政治銘柄と思惑拡大、3位は日成ビルド工業 <1916> の3.7%高となり提携拡大を材料に出直り拡大。
バイタルケーエスケー・ホールディングス <3151> は好業績と逆日歩妙味がいわれ出直り急の3.5%高、松田産業 <7456> は自社株買いを材料に2.5%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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