【株式市場】材料株物色が活発で日本航空に関連のスターフライヤーなど活況

2012年9月11日 12:11

■東証1部銘柄は17%が高い

  11日前場の東京株式市場は、主力株中心に軟調。NY株が下げ、対ユーロでの円相場は2日続けて反発基調のため、自動車株や電機、機械・精密株が総じて軟調で、昨日は堅調だったソニー <6758> も反落。中国景気関連の鉄鋼株も安い。

  半面、材料株物色は活発で、自社株買いを発表の松田産業 <7456> が高く、日本航空の上場を控えスターフライヤー <9206> (東2)は8%高。自民党の総裁選などを材料に往年の政治銘柄とされるトナミホールディングス <9070> も高い。東証1部の値上がり銘柄数は293銘柄(約17%)だった。

  日経平均は下落。10時過ぎに8788円81銭(80円56銭安)まで下げ、前引けは8796円98銭(72円39銭安)。

  東証1部の出来高概算は6億4238万株、売買代金は3545億円。1部上場1681銘柄のうち、値上がり銘柄数は293銘柄、値下がり銘柄数は1183銘柄。

  また、東証33業種別指数は、「食料品」「空運」が高いのみ。値下がり率上位の業種は、鉄鋼、ガラス・土石、保険、非鉄金属、不動産、機械、石油・石炭、証券・商品先物、輸送用機器、銀行、海運、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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