【銘柄フラッシュ】JFEホールディングスが急伸しシャープは終盤に再び活況高
2012年9月7日 16:33
7日後場は、円安・ユーロ高の継続に加え、中国株の堅調が伝えられたため、鉄鋼、機械、大手商社株などが軒並み一段高となり、ジェイ エフ イー ホールディングス <5411> は10.7%高で何と東証1部の値上がり率2位。キヤノン <7751> は4日ぶりに2600円台を回復し2.6%高。パナソニック <6752> は6日ぶりに550円を回復し2.8%高。
シャープ <6753> は2日ぶりに東証1部の売買代金・出来高とも1位となり3.0%高。14時頃に台湾・鴻海精密工業からの出資が得られないことを前提とした計画も用意していると伝えられ、スルスル値を上げて堅調相場に転換。
東証1部の値上がり率1位は大平洋金属 <5541> の13.1%高となり中国株高を好感したほか新日本製鐵 <5401> と住友金属工業 <5405> の経営統合後はステンレス系も再編との思惑が再燃した模様で出直り拡大、2位はジェイ エフ イー ホールディングス <5411> の10.7%高、3位はJFE商事 <8110> の9.6%高、4位は神戸製鋼所 <5406> の8.8%高。
第一生命保険 <8750> は全体相場の大幅高により保有株の評価額回復が進むとの見方で8.2%高。銀行株も軒並み高く、みずほフィナンシャルグループ <8411> は3.2%高。
キッコーマン <2801> は円安を好感とされて高値更新後も堅調で大引けは1.0%高、エンプラス <6961> は中国景気の回復に期待と高値更新の1.6%高、インフォメーションクリエーティブ <4769> (JQS)も高値更新の0.2%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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