ダイハツ九州、久留米工場のエンジン生産能力を増強 約70億円を投資

2012年9月6日 20:43

 ダイハツ工業の子会社であるダイハツ九州は6日、エンジン工場である久留米工場(福岡県久留米市)の生産能力を2013年5月に増強すると発表した。同工場のエンジン生産能力(年産)は、現行約21.6万基だが、今回、構成ラインを1ラインから2ラインに増強し、約32.4万基に引き上げる。なお、増強に伴う設備投資額は約70億円。

 久留米工場は2008年8月の操業開始以来、大分(中津)工場に軽自動車用エンジンを供給しているが、大分(中津)工場の車両生産拡大に伴い、エンジン生産能力が不足し高負荷操業が続いており、供給不足分のエンジンはダイハツ工業滋賀工場から供給を受けている。そのため、今回の生産能力増強により、操業の適正化、およびエンジン供給の効率化を図る。

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